内 科

下記のような症状の方は内科系の病気の可能性があります。

発熱・胸痛・むくみ・動悸・疲れ・疲労・だるい・体重減少・立ちくらみ・嘔気・嘔吐・吐き気・胸焼け・食欲不振・咳が続く・頭痛

主な対応疾患

  • ・風邪
  • ・喘息
  • ・糖尿病
  • ・脂質異常症(高脂血症)
  • ・高尿酸血症
  • ・痛風
  • ・生活習慣病
  • ・虚血性心疾患
    (心筋梗塞、狭心症)
  • ・心不全
  • ・不整脈
  • ・高血圧症
  • ・インフルエンザ
  • ・気管支炎
  • ・肺炎
  • ・肺気腫
  • ・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • ・貧血
  • ・湿疹
  • ・アトピー
  • ・花粉症
  • ・アレルギー性鼻炎
  • ・骨粗鬆症
  • ・脳梗塞
  • ・帯状疱疹
  • ・蕁麻疹
  • ・不眠症
  • ・膀胱炎
  • ・前立腺肥大症
  • ・細菌性肺炎
  • ・肺膿瘍、膿胸、
    慢性下気道感染症
    の急性増悪
  • ・結核症
  • ・非結核性抗酸菌症
  • ・ニューモシスチス
    肺炎
  • ・好酸球増多症
脂質異常症(高脂血症)の治療をなぜするのか
動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、足の壊死等にならないようにするために

脂質異常症(高脂血症)とは、コレステロール値が高くなって起きる疾患です。
遺伝的にLDLコレステロールが増えていく疾患(家族性高コレステロール血症)もありますが、
ほとんどが食事の欧米化や運動不足などのライフスタイルの変化が大きく影響しています。現在では成人の3分の1が脂質異常症であるというデータがあります。
コレステロールはいわゆる「脂」なので、そのままでは血液の中にうまく混ざりこむことができないため、
水に溶ける性質をもっているたんぱく質と結合して、「リポたんぱく」と呼ばれる粒子になって血液に存在してます。
コレステロールには「善玉」と「悪玉」があります。
「悪玉」と言われるLDLコレステロールには、肝臓で作ったコレステロールを体内の細胞へ運ぶ役割があります。
また「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールには色々な臓器で使い切れず余ったコレステロールを肝臓へもどす役割があります。
LDLコレステロールが増えすぎると、血管の壁に必要以上にコレステロールが溜まってしまい、血管壁が厚くなって血管が狭くなり、血液が流れにくくなります。
そして血管の動脈硬化を進行させてしまうことになります。
痛みなどの症状を伴わないため、検査結果を忘れてしまったり、ついつい放っておいたりしてしまいがちです。
LDL(悪玉)コレステロール値が高いまま放っておくと「動脈硬化」が進展し、「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの危険な病気を引き起こしやすくなります。
コレステロールが気になったら、まずは医師にご相談ください。
もう一つ、コレステロールコントロールに欠かせないものは、家族の協力です。この機会に生活習慣を見直し、家族と一緒にコレステロールコントロールを始めてみませんか?

骨粗鬆症について

骨粗しょう症とは、骨の強度が低下して骨折しやすくなる病気です。
骨粗しょう症が進行すると骨の中がスカスカでもろくなり、転倒やくしゃみなどといったちょっとしたことでも骨折しやすくなります。
病気が進むとつぎつぎに骨折することがありますので、医師の指示に従って骨粗しょう症治療を続けること、または骨折を起こさないための予防が大切です。
男女ともに背骨の骨折は60歳代後半から、足の付け根の骨折は70歳代後半から発生率が急激に増加します。
40歳以上の日本人女性においては、腰椎で検査した際には19.2%(およそ5人に1人)、大腿骨頸部で検査した際には26. 5%(およそ4人に1人)が骨粗しょう症といわれています。
骨粗しょう症が閉経後の女性に多い病気である理由の一つに、エストロゲン分泌の急激な低下が考えられます。
閉経するとエストロゲンの分泌はほんのわずかになってしまい、骨代謝(骨をつくったり壊したりする「骨の新陳代謝」)のバランスが崩れ、骨がもろくなってしまいます。
骨粗しょう症により骨折しやすい主な部位は、背骨(椎体)、足の付け根(大腿骨近位部)、手首(橈骨遠位端)、腕の付け根(上腕骨近位部)です。
足の付け根の骨折をすると、約40%は元の状態に回復しないことが示されており、入院や介護が必要となってくることもあります。
また骨粗しょう症による骨折を起こしやすい人は、生活習慣としてカルシウム不足、運動不足、喫煙・飲酒の習慣化、そして糖尿病や喘息がある人、ステロイド薬で治療を行っている方などがあげられます。
身長が縮んだり、背中が曲がったり、背中や腰が痛むなどといった症状は、骨折を起こしている可能性があります。
これまでと変わらない自立した生活を送るために、まずは医師に相談し、生活習慣の見直しや定期的に骨密度測定を行い、骨折予防につとめましょう。

骨粗鬆症の検査について
過活動膀胱(OAB)について

過活動膀胱は、膀胱が異常な働きをすることで起こります。
膀胱が勝手に縮んだり、過敏な働きをするために、尿が充分たまっていないうちに、急に、がまんできない尿意が起こります。
膀胱の異常が起こる原因には様々なものがあります。
脳と膀胱の筋肉を結ぶ神経の回路に障害が起きた場合や、出産や加齢によって骨盤底筋の筋力が弱まったりする場合、または何らかの原因で膀胱の神経が過敏に働く場合や、原因が特定できない場合等があります。
ある調査では、日本人の40歳以上の女性のおよそ10人に1人が、過活動膀胱の症状を経験しているということがわかりました。
この中で、およそ半分の方が切迫性尿失禁を経験していました。過活動膀胱を医師に相談される方は年々増えていて、今では多くの方が医療機関で相談をされています。
「トイレが近い」ことを「歳のせい」とあきらめていませんか?でも、それは、過活動膀胱(OAB) という病気の可能性があります。
悪い病気ではありませんが、トイレのことが気になってしまい、生活に支障をきたし、つらいこともあるかもしれません。
過活動膀胱は薬物治療などによって症状を和らげてあげることができます。
まずは過活動膀胱症状質問票(OABSS)をつかってあなたの症状をチェックしてみましょう!
夜、何度もトイレに起きてよく眠れない、またはトイレが気になって長期外出を避けていたり旅行を楽しめないことでお悩みの方は医師にご相談ください。

前立腺肥大症について

前立腺肥大症は、前立腺が大きくなったり、前立腺の筋肉が過剰に縮まって尿道が圧迫され、「尿が出にくい状態」が続き、膀胱が過敏に働くようになるものです。
高齢男性で最も多い過活動膀胱の原因は前立腺肥大症であり、最近では55歳以上の男性の5人に1人が前立腺肥大症で悩んでいます。
多くの方は「尿がでにくい」といった症状に加え、残尿感が残ったり、トイレが近い、夜中に何度もトイレに起きる等といった症状を併せ持っています。
尿のトラブルを抱えている方はたくさんいらっしゃいますが、「前立腺肥大症」などの病気にかかっていることに気づいていない方も多くいらっしゃいます。
多くの場合は、薬で改善することができますが、それらの症状が前立腺がんなどの重大な病気によるものである可能性もあります。
まずは前立腺症状スコア(I-PSS)等をつかってあなたの症状をチェックしてみましょう!
元気で、いきいきとして生活を送り、夜もゆっくり休めるように、「歳のせい」とあきらめたり一人で悩まず、まずは早めに医師に相談しましょう。

村上診療所

「リウマチ科、内科、糖尿病内科」

058-216-7722

〒 501-6232 岐阜県羽島市竹鼻町狐穴1058番地2

診療時間

日・水・祝 月・火・木・金
休診日 9:30ー12:30 9:00ー12:00
14:30ー19:00 14:00ー18:00

第5土曜日は休診となります